【肌荒れの原因?】規則正しい、お肌のターンオーバーへ

【肌荒れの原因?】規則正しい、お肌のターンオーバーへ

目次

◆「ターンオーバー」って何?◆

◆どんな肌トラブルがあるの?◆

 〈肌の乾燥〉

 〈シミ〉

 〈シワ〉

 〈くすみ〉

◆ターンオーバーの乱れる原因と対策って何?◆

 〈間違ったスキンケア〉

 〈精神的ストレス〉

 〈睡眠不足〉

 〈喫煙・過度な飲酒〉

 〈運動不足〉

 〈便秘〉

 〈無理なダイエット〉

 〈紫外線〉 

◆まとめ◆

 

◆「ターンオーバー」って何?◆

私たちの肌は、一定期間のサイクルで新しく生まれ変わっています。これを肌の「ターンオーバー」と呼び、このサイクルが乱れてしまうと肌荒れなどの肌トラブルの原因になってしまいます。

ターンオーバーには周期があり、20代の平均的なターンオーバー周期は約28日です。加齢ともに代謝が下がるため周期は長くなります。この周期の乱れが、肌トラブルの原因になります。

【年代別ターンオーバーの周期】

年齢 × 1.5 =ターンオーバー周期になります。

10代 約20日  40代 約55日

20代 約28日  50代 約75日

30代 約40日  60代 約90日 といった具合です。

 

 

 

 

◆どんな肌トラブルがあるの?◆

〈肌の乾燥〉

肌には正常なターンオーバーにより保湿機能が働いています。しかし、ターンオーバーが乱れることで保湿機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなるため、肌の乾燥の原因となります。

〈シミ〉

シミの原因となるメラニンは、ターンオーバーによって排出されます。しかし、ターンオーバーが乱れることで古い細胞とともに蓄積されてしまいます。これが繰り返されることで色素沈着が起こり、シミの原因となります。

〈シワ〉

シワはターンオーバーのサイクルが乱れ、表情筋を動かす際にできる溝が定着した状態のものです。正常であれば目立ちません。しかし、ターンオーバーが乱れることで柔軟性や水分を失われ、シワの原因となります。

〈くすみ〉

ターンオーバーが乱れることで本来あるべき古い角質の剥がれ落ちるスピードが遅くなり、古い角質が蓄積されてしまいます。本来剥がれ落ちるべき角質は、新しい角質よりも黒くくすんで見えるためくすみの原因となります。

◆ターンオーバーの乱れる原因と対策って何?◆

〈間違ったスキンケア〉

メイクの落とし忘れ、熱いお湯での洗顔、タオルでゴシゴシ擦るなどやってしまいがちなスキンケアは致命的です。

対策:メイク落としの洗顔料は適切な量を使用し、人肌程度のぬるま湯で洗顔し、清潔なタオルで優しく拭き取るようにしましょう。また保湿をし乾燥を防ぎましょう。

〈ストレス〉

過度なストレスは、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、肌の新陳代謝を阻害してしまいます。

対策:リラックスできる趣味や時間を取ったり、運動をするなどを意識するよよいでしょう。瞑想やヨガ、サウナなども一定の効果を得られるのでおすすめです。

〈睡眠不足〉

睡眠不足がターンオーバーを乱れさせる理由は成長ホルモンにあります。成長ホルモンは血流と共に肌に栄養を運ぶことでターンオーバーを促進させます。睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が低下し、結果としてターンオーバーの乱れを起こしてしまいます。

対策:睡眠のゴールデンタイムである午後10~午前2時の間には寝るようにして、早起きを心掛けましょう。入眠から3~4時間には美肌に必要な成長ホルモンが出るとされています。睡眠の1時間前にはスマホ画面を見ないなど、意識してみるとよいでしょう。

〈喫煙・過度な飲酒〉

喫煙や過度の飲酒は血液循環や代謝機能に影響を与えることで、結果としてターンオーバーの乱れにつながります。

対策:喫煙と過度な飲酒を控えるように心がけましょう。煙草は血流を悪くし、アルコールは水分を失わせます。肌のために、禁煙・禁酒をしてみるのもよいでしょう。

〈運動不足〉

運動しないと血液の流れが停滞し、体に必要な栄養分が行きわたらなくなってしまいます。

対策:一日30分〜1時間程度の軽い運動をすることでも簡単に血流を良くすることができます。ウォーキング程度から身体を動かすことから始めてみるといいでしょう。冷え性で肌トラブルが多い方は筋力が少なく、運動不足が原因のため適度な運動を心掛けましょう。

〈便秘〉

便秘で大腸に長時間便が残っていると、腸内で便の腐敗が進み、悪玉菌が増殖し腸内環境が悪くなります。悪玉菌が作り出した有害物質は血液中に溶け出し全身に巡ります。そしてその有害物質が肌の皮脂や古い肌細胞と結びつくことでターンオーバーの乱れのつながります。

対策:筋力不足によって排便の力が低下してるのが便秘の原因でもあります。そのためウォーキング、水泳、ジョギング、ヨガなどの全身運動を行い、適度に筋力をつけましょう。

また食習慣を整えるために水分補給や食物繊維の摂取を心がけるのも必要です。食物繊維は穀物、いも類、豆類などの食品から摂りましょう。

〈無理なダイエット〉

減量ダイエットなど極端にカロリー制限をするダイエットをすると、肌に必要なビタミン類、ミネラル類、たんぱく質といった成分が十分に摂取できず、正常なターンオーバーが崩れることになります。

対策:ダイエットをする上で、過剰にカロリーを摂取しないということは大切なことですが、最も大切なのは最低限摂取すべきカロリーは摂りつつ、栄養バランスのとれた食事をすることです。1日3食を摂り、適度な運動を心掛けたダイエットを行いましょう。

〈紫外線〉

強い紫外線だけでなく、弱い紫外線であっても、肌はダメージを受けています。細胞がダメージを受けると、修復しようとしてターンオーバーを早めてしまいます。こうした肌へのダメージでターンオーバーを乱してしまいます。

対策:外出時には直射日光の有無に関わらず日焼け止めを塗りましょう。日傘やサングラスなども効果的です。そしてスキンケア用品を用いてしっかりと保湿を行いつつ日常の紫外線対策を行いましょう。

 

◆まとめ◆

肌の生まれ変わりのサイクルである「ターンオーバー」

ターンオーバーの乱れ=肌を守るバリア機能が低下して、肌トラブルに繋がってしまいます。

1つでも当てはまる方は肌のトラブル防止のために、今日からでも対策をしてみましょう!

 

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